MajiのADHDブログ

ADHDの情報発信をしています!

【3 施設兄弟】 親を知らない僕の話

 

 

前回の話はこちらから↓

 

https://sghmajiaru.hatenablog.com/entry/2018/05/27/144344

 

 

人数限定プレゼントはこちらから↓

 

https://sghmajiaru.hatenablog.com/entry/2018/05/12/195425

 

 

 

 

 

僕が三輪車から

補助付きの自転車に

乗れるようになった頃、

 

 

 

僕のいた寮に、

新しく子どもが

入ってきました。

 

 

外で遊んでいた僕が

寮に帰って来ると、

 

 

その子どもは施設の

職員に抱っこされていました。

 

 

 

ちょっと不安そうな

顔をしています。

 

 

 

僕はその子はだぁれ?

と聞きました。

 

 

 

「この子はユウって言うの。」

   

 

「これから一緒に暮らすの。」

 

 

 

それが僕にとって、

 

 

 

人生で1番大切な出会いでした。

 

 

 

 

僕とユウはすぐに

仲良くなりました。

 

 

 

ユウは僕より2歳年下で、

 

僕はユウと

 

誰よりも一緒に遊び、

 

誰よりも一緒に笑い、

 

 

ケンカして

噛んだりつねったり

 

 

でも結局仲直りして。

 

 

 

僕とユウは本当に

最高の兄弟でした。

 

 

 

しかもそれを互いに

認め合っていました。

 

 

ユウは僕のことを

信頼してくれていましたし、

 

 

 

 

僕もユウのことを

弟として見ていました。

 

 

 

 

でも性格も全然違っていて。

 

 

 

僕は誰にでも話しかける

ちょっと危なっかしい

くらい人懐っこい性格に対し、

 

 

 

ユウは

見知らぬ人が寮に来れば、

 

 

僕の背中にピッタリ

くっついて隠れてしまう、

とても人見知りな性格でした。

 

 

 

ユウはいつでもどこでも

僕の背中にピッタリでした。

 

 

 

 

 

 

僕は昔から好き嫌いなく

なんでも食べられましたが、

 

 

 

ユウは嫌いなものが

結構多かったです。

 

 

 

寮の職員に、

 

 

「このトマトが食べられなきゃ

   席から立たせません!!」

 

 

ユウ、   半泣きです。

 

 

 

「Maji君......」

 

 

ユウが涙目で僕に訴えてきます。

 

 

 

 

僕は職員がいないうちに、

ユウの皿の上に残されている

トマトを平らげ、

 

 

2人してニンマリ   (笑)

 

 

 

本当に書ききれない

くらいたくさんの

思い出があります。

 

 

 

でも書き出したら止まら

なくなってしまうと思うので。

 

 

 

今回はここで終わりにします。

 

 

 

 

次回    4   ちぇんちぇい

 

 

 

 

次回も是非読んでください!!